
北谷町の地図を持って実際に町を歩いて、見てきたものをマインクラフト(マイクラ)でつくるワークショップを開きます。紙の地図と、自分の足で歩いて分かったことの両方をもとに、ブロックの街にしていく内容です。
最初にお伝えしておくと、これは北谷町から頼まれた仕事ではありませんし、国のPLATEAU(プラトー)という3D都市データを変換したものでもありません。地図と、子どもたちが歩いて見てきたことをもとにつくります。
地図だけだと分からないことを、歩いて確かめます
紙の地図を見ると、道がどこでつながっていて、どこで曲がっているかは分かります。でも、その道を歩くとどれくらいかかるのか、坂がどれくらいきついのか、建物がどれくらいの高さなのかは、地図だけだとなかなか分からないですよね。
なので、まずは地図を持って、実際に北谷町を歩いてみます。地図の上では短く見えた道が、歩いてみると意外と長かったり、平らだと思っていた道に坂があったり、交差点の先が建物で見えなかったり。そういうことは、歩いてみてはじめて気づきます。
歩いて見てきたものを、マイクラでつくります
歩いたあとは、マイクラでその街をつくります。ここで大事にしたいのは、地図をそのままブロックに置きかえることではなく、歩いて気づいたことを街に入れることです。「この坂、思ったよりきつかったからブロックを何段にしよう」「ここは建物が高くて先が見えなかったから、ちゃんと高く積もう」。そういう話をしながらつくっていけたらいいなと思っています。
つくってみると、「あれ、この道どっちに曲がってたっけ?」と手が止まることもあると思います。そのときは、もう一度地図を見たり、歩いたときに撮った写真やメモを見返したりします。地図と、歩いた記憶と、マイクラの街。この三つを行ったり来たりするのが、このワークショップのいちばんの中身です。
「それ、どこで調べたの?」を大事にしています
クロスウェーブの教室で、子どもたちがいちばん止まりやすいのは、ソフトの使い方ではなく、「それ、どこで調べたの?」と聞かれたときなんですよね。ページに日付がなかったり、AIの答えをそのまま調べたことにしていたり、地図の数字と実際の坂の感じがつながっていなかったり。
今回のワークショップでは、出どころがはっきりしています。地図と、自分の足で歩いて見てきたことです。マイクラでつくった街の一か所一か所について、「これは地図で見た」「これは歩いて分かった」と言えるようにしたいと思っています。きれいな街をつくること自体が目的ではありません。
マイクラの街と、本物の北谷町は同じではありません
マイクラは、1ブロックがだいたい1メートルです。なので、道幅や建物の高さが、本物の北谷町とまったく同じにはなりません。ワークショップの中でも、「これはブロックでつくった北谷町です」ということは、子どもたちにちゃんと伝えるつもりです。
それから、歩いた道がそのまま正しい避難路になるわけではありません。災害のときにどこへ逃げるかは、北谷町のハザードマップや、学校や地域の避難訓練で確かめるものです。このワークショップは、町を歩いて、見て、それを形にしてみる場です。避難の練習の代わりにはしません。
街をマイクラにするのは、初めてではありません
クロスウェーブでは、これまでも沖縄の街をマイクラで扱ってきました。
2024年11月には、国土交通省のPLATEAUで公開されている那覇市のデータを、教育版マインクラフトに取り込んで歩いてみました。首里のあたりで道に迷ったりして、データを変換しただけでは、人が歩いて分かりやすい街にはならないことがよく分かりました。そのときの記録は 国土交通省のPROJECT PLATEAUのオープンデータ 沖縄県那覇市をマインクラフトに取り込んでみた に書いています。
2024年12月〜2025年2月には、嘉手納町観光協会からの依頼で、町をマイクラのワールドに再現しました。こちらもPLATEAUの変換ではなく、町を調べて一からつくったワールドです。
那覇で分かったのは、データがあっても、実際に歩いて分かる感じまでは入ってこない、ということでした。だから今回は、先に自分の足で歩いてからつくります。PLATEAUとマイクラの関係については、PLATEAUで沖縄の街をマイクラに でも保護者の方向けにまとめています。
北谷の毎週の講座とは、別の回です
北谷では、北谷スポーツセンターで毎週のマイクラ講座も開いています。今回のワークショップは、その毎週の講座とは別の回です。外を歩く内容なので、日時や集合場所などの細かいことは、北谷のマインクラフト・プログラミング講座 のページと、LINEでの案内を見てもらえると確実です。
ワークショップで街をつくってみて、「もっと自分で街をつくりたい」「街に仕組みを入れてみたい」と思った子は、MakeCodeコース が入りやすいと思います。教室は宜野湾・うるま・北谷にあります。
つくったあとに、子どもたちに話してほしいこと
ワークショップの最後に聞きたいのは、「どこを歩いて、地図とどこが違った?それをマイクラでどうつくった?」ということです。上手に話せなくても大丈夫です。「思ったより坂がきつかったから、階段を多くした」くらいの一言で十分です。
自分が子どもたちと街のワールドをつくってきて感じるのは、ブロックをきれいに積むことより、地図と実際の町を見比べて「あれ?」と思えた瞬間のほうが、あとまでずっと残る、ということです。北谷町に住んでいる子なら、いつも通っている道を地図と見比べながら歩いて、それをブロックにしたときに、何に気づくのか。自分もそこを楽しみにしています!
沖縄マイクラ部の活動は 沖縄マイクラ部プログラミングスクール クロスウェーブ【宜野湾・うるま】 で紹介しています。教室の場所は 教室へのアクセス に、自分の経歴は すずきたかまさ(鈴木孝昌)プロフィール ― 沖縄マイクラ部・クロスウェーブ代表 にまとめています。
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- 国土交通省のPROJECT PLATEAUのオープンデータ 沖縄県那覇市をマインクラフトに取り込んでみた:那覇市のデータをマイクラに取り込んで、実際に歩いてみた記録です。
- 北谷町の地図データでマインクラフトのワークショップ(Note):このワークショップについて、Note で書いた記事です。
今すぐ、LINEから見学・説明・無料体験を予約できます。パソコンを使った体験は、PCの空きがあれば可能です。人数が多い場合は、見学と説明が中心になります。「見学だけでもいいですか?」という問い合わせも大歓迎です。まずは一度、教室に来てください。
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